骨の健康を守る機能性成分 大豆イソフラボンとは?

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大豆イソフラボンについて

大豆を表現するフレーズとして「畑の肉」という言葉はとても有名で、皆さんも一度は聞いたことがあると思います。

では、このような呼ばれ方をするようになったのはなぜでしょうか。それは大豆には良質なたんぱく質をはじめ、多くの栄養素や健康成分が豊富に含まれているからなのです。
そんな大豆に含まれている健康成分のひとつとして、大豆イソフラボンが挙げられます。
大豆イソフラボンは構造が似たエストロゲン(女性ホルモン)と同様の働きをするため、植物エストロゲンと呼ばれることがあります。

エストロゲンは骨からカルシウムが溶け出すのを抑える重要な働きをしていて、閉経を迎えた女性や、競技によっては骨密度が低下しがちなアスリートなどから、大豆イソフラボンは注目を集めています。

大豆イソフラボンに期待できる効果

大豆イソフラボンには、骨粗しょう症の予防や更年期障害の軽減、その他にも多くの健康効果があると言われています。

骨粗しょう症は骨がスカスカになって弱くなり、骨折しやすくなる病気で、50歳代では10人に1人、60代で3人に1人、70代では2人に1人が患っているといわれています。
一見高齢の方のみの病気だと思われがちですが、じつは過酷なトレーニングで体が鍛えられているように思える自転車競技選手やトライアスロン選手、女性陸上選手などでも骨粗しょう症に罹患し骨がもろくなっているという報告があります。競技によっては骨の健康に気をつけなければならないのです。

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大豆イソフラボンが骨の健康に与える影響について、以下のような研究結果が出ています。例えば、平均55.6歳の女性に「大豆芽茶」(1本195 g・イソフラボンアグリコンとして25 mg含有)を1日に1本、2週間続けて飲んだ結果、骨成分(デオキシピリジノリン)の流出が抑えられ、大豆芽茶が骨の健康を守ることが実証されました。

骨の健康にはカルシウムやビタミンだけでなく、大豆イソフラボンが重要な働きをしているのです。

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出典:健康・栄養食品研究, 3(2), 53-62 (2000)

摂取するときに注意すること

私たち日本人には大豆の十分な食経験があり安全なものです。
大豆は約2000年前の弥生時代に原産地である中国から朝鮮半島を通じて日本に入ってきたと考えられています。広く栽培が始まったのは鎌倉時代以降のようで、その頃に普及していた仏教の影響で肉食が禁止されていたため、身体に必要なたんぱく源として味噌や納豆が食べられていました。また、戦に出かける侍や農民たちの栄養食・保存食としても大豆製品が欠かせませんでした。さらに、時代とともに加工技術も発達していき、やがて醤油や豆腐をはじめ、きな粉、おから、湯葉など様々な製品が私たち日本人の食生活になくてはならないものになっていきました。

内閣府の食品安全委員会新開発食品専門調査会では、「大豆イソフラボンを含む特定保健用食品の安全性評価の基本的な考え方」において、特定保健用食品としての、大豆イソフラボンの安全な一日上乗せ摂取量の上限値を30mg(大豆イソフラボンアグリコン換算)としています。

大豆イソフラボンを過剰に摂取しないように注意する必要はありますが、通常の食事からだけでは不足しがちになります。骨の健康を守るためにも、上手にサプリメント等を活用しましょう。

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大豆イソフラボンで骨のケアを!

  • 大豆には機能性成分「大豆イソフラボン」が含まれています。
  • 高齢者のみならず、トレーニングを行うアスリートにとって「骨の健康」は重要です。
  • 大豆イソフラボンを摂取することにより、骨の健康が守られることが報告されています。
  • 骨の健康のために、毎日上手に大豆イソフラボンを摂取しましょう。

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