Column なるほどコラム

食品を購入する際に、正しく内容を理解して選ぶには?
枠内表示の見方を知ろう[後編]

食品選びの基準としてチェックしたい「枠内表示」。どんな原材料が使用されているのか、また最も多く使用されている原材料はどれか、添加物の情報を探したり、好みの味を見つけたりするうえでも役立つことが分かりました。

後編では商品を選ぶ際のポイント、その最後の3つをご紹介しましょう。

ポイント3 「原材料名」の見方〜アレルギー物質〜

そもそも食物アレルギーとは、食べ物を摂取した際、体がその食べ物に含まれるある物質(=アレルギー物質)を異物と認識し、過剰に防衛することでさまざまな症状を引き起こすことを言います。

食物アレルギーを持つ方の健康被害を防止するために、アレルギー物質である8つの特定原材料の記載が義務付けられています。8つの特定原材料とは、えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)、くるみのことです。

それ以外にも記載を推奨されているものとして、アーモンド、あわび、いか、いくら、 オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、 バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチンの20品目が挙げられます。これらは、記載を推奨する品目のため、書かれていない場合もありますが、江崎グリコでは28品目全てを記載しています。

「牧場しぼり」の「枠内表示」では、原材料名の最後に
「一部に卵・乳成分を含む」
と記載しており、これがアレルギー物質表示となります。

ポイント4 「牧場しぼり」はパッケージの表部分にアレルギー表示!

特にアレルギー物質は大切な情報のため、さらに分かりやすく伝えることができるよう、「牧場しぼり」はパッケージ前面に別枠を設けています。

「牧場しぼり」のパッケージ前面左下に、
「原材料に含まれるアレルギー物質(28品目中) 卵・乳成分」
と大きく目立つように記載しており、お客さまからも分かりやすい!とうれしいお言葉をいただくこともあります。
また、「生乳・乳製品・卵黄は国産」と国産の食品素材を使用していることも一目でわかるように記載しています。

毎日の健やかな食生活に「枠内表示」を役立てよう♪

正しく食品の内容を理解し、選択していただくための大切な情報が詰まっている「枠内表示」。
そんな「枠内表示」をはじめ、食品に関する記載は食品表示法という法律によって決められています。毎日の健やかな食生活のため、お買い物の際はぜひ「枠内表示」をお役立てくださいね。

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