2000年に厚生労働省から「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」が発表されました。この中の「栄養・食生活の目標」では、適正体重を維持している人を増加させること、食物の摂取レベルにおいては、豆類の摂取量を1日76gから100g以上に増やすことなどが目標とされています。
国民栄養調査からこの10年ほどを見ると、日本人の大豆・大豆製品の摂取量にあまり変化はないようですが、豆類の摂取量を目標の100gにするためには、意識的にもっと大豆・大豆製品を食べるよう心がけることが大切です。特に、若い世代における大豆・大豆製品の摂取量は少ない傾向にあります。若い世代に限らず、大豆・大豆製品の摂取量が少ない人は、日々の食生活に豆腐、煮豆、納豆、味噌などを取り入れ、1日1回は大豆製品を食べるようにしてはいかがでしょうか。
大豆を使って、おいしく楽しい健康作りをしましょう。