カレーのおはなし Story of CURRY

カレーの誕生

そもそも「カレー」って、どんな意味?

日本のカレーライスのはじまり

カレーの科学

「一晩ねかせたカレー」は、なぜおいしい?

カレーのコクを深めるのは何?

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カレーとスパイス

カレーに使われるスパイス

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カレーの科学:一晩ねかせたカレーは、なぜおいしい?

鍋誰でも簡単においしく作れるカレーですが、カレーのおいしさにはちゃんと理由があります。ここでは、カレーのおいしさの理由を探っていきます。

「一晩ねかせたカレーはおいしい」というのは、誰もが知っているカレーの常識ですね。
作りたての時よりも、どうしておいしくなるのか?

そのおいしさは、こうして生まれます。

  1. 具材のもつ旨み成分や甘み成分がソースに溶けだしてコクが増します。肉・野菜・香辛料に含まれる糖質やタンパク質、アミノ酸などの成分が微妙に絡みあうことで、独特の「コク」が生まれます。

  2. ブイヨンも一晩ねかせることで「冷ます」と「温める」が繰り返されるので、素材の旨み成分がよく混ざりあい、熟成が進みます。

  3. カレーのスパイスは、じっくり余熱で加熱されることで、突出したとげとげしさが減少し、全体のバランスがとれた、熟成された奥深い香りと風味になります。