アーモンドの花
アーモンドの花
アーモンドの主要な生産地 カリフォルニアでは、2〜3月にかけて、桜によく似た花を咲かせます。この時期の天候によって、その年のアーモンドの生産量は大きく左右されます。そのため開花状況は、その年の収穫量を占う上でとても大切な情報です。そこで、花の膨らみ具合にそれぞれの名前を付け、開花状況がわかるようになっています。
グリーンチップ
緑のつぼみ。つぼみがピンク色になる前の段階。
ピンクバド
ピンク色のつぼみ。
ポップコーン
ポップコーンに似ているのでこのように呼ばれています。
ブルーム
満開!
ペタルフォール
花びらが散る。
ジャケット
花びらが散り、ガクだけが残った状態。
アウト オブ ジャケット
ガクが取れ実のみが残った状態。
受粉にはミツバチが大活躍します。
5〜7月の間にアーモンドの実は結実し、
7〜8月に完熟期を迎えますが、夏の乾期には適切な灌漑が、施されます。緑色の果肉に包まれた果実は完熟するに従い実がはじけ、中から黄金色の種実をのぞかせています。